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2006ビュイック・インビテーショナル      1.27〜1.30

■ファイナルラウンド、後半に入り大混戦・・・

▼抜け出したのは新鋭N.グリーン

リーダーズボードには9アンダーの選手が目白押し。
国際色も豊かで、アメリカの選手はタイガーとミケルソンの2人。

どんな展開になるのか、全く予断を許さない展開が続きました。
だれが抜け出すのか・・・

そして、これがPGAツアー3戦目で世界ランクなんと253位という
オーストラリアのルーキー、N.グリーンが得意のショートゲームで魅せてくれました。

13番パー5の第3打目、ホールカップへ向かったボールはカップをなめて通過、、
と思いきや、バックスピンでカップイン!イーグルです!

11アンダーで一気に頭2つリードしました。

王者タイガーも魅せます。
本日まだ誰もバーディを取っていない、12番ミドルの難ホール。
スーパーなセカンドショットを放ち、バーディを奪い9アンダーグループに入ると、
さらに13番でも連続バーディを奪い10アンダーとし、N.グリーンに1打差と迫ります。

ところが、次のホールでバンカーセーブできず9アンダーに後退。

グリーンもその後、難ホールで2つのボギーを打ち
再び9アンダーグループに飲み込まれました・・・

一体誰が抜け出すのか。

▼3人が18番でバーディ奪取でプレーオフへ

18番571Yのロングホールが2オン可能で、バーディが狙えるホールです。
まず、オラサバル選手が2オンに成功し、バーディを奪い10アンダーで抜け出します。

そして、今回のトーナメントの主役ともいえる
ルーキーのグリーン選手。

アドレナリン爆発でティショット、ビッグドライブを放ち
見事に2オン成功です。楽々バーディを奪い10アンダーでフィニッシュしました!

注目のタイガーの18番。
ティショットは300ヤード超のスーパーフェードでフェアウェイを捉えます。

残り245Y、5Wを手にしたタイガーは右サイドに2オンを果たします。
(ちなみに、タイガーの5Wの飛距離は275Yで合わせに行った感じでした・・)

21メートルのイーグルパット。入れれば優勝、、、
しかしながら、タイガーらしくないパットで右に1ピン強外してしまいました。

息を呑んで見ていると、、、

きっちり沈めてきました!
だから、タイガー
やっぱり、タイガーって感じでした・・・

かくして、世界ランク1位のタイガー、30位のオラサバル、253位のグリーン
3人のプレーオフになりました。

■プレーオフの戦い

▼N.グリーン脱落

プレーオフ1ホール目は18番。
くじ引きで、オナーはグリーン、次がオラサバル、最後がタイガーの順番に決まりました。

注目の各選手のティショット。
グリーンはフェアウェイを捉え、オラサバルは右のファーストカット、
そしてタイガーはフェードせず左の深いラフへ・・

そしてセカンドショット。
タイガーとオラサバルは池の手前にレイアップして3打目勝負。
ひとりフェアウェイを捉えたグリーン選手は果敢に2オンを狙いましたが、
ここでもアドレナリン爆発か?、グリーン奥のギャラリースタンドに打ち込んでしまいました・・

3打目のアプローチ。
まずは、オラサバルから。
草鞋の如く大きなターフを飛ばし、放ったショットはピンそばに落ちましたが
強いスピンがかかっていてグリーン周りのラフまで戻ってしまいました。

対してタイガー。
ピンハイに付け、バックスピンと傾斜を利用しピンに戻してきました。

グリーン選手はギャラリースタンド前からドロップしてのバンカー越えの
デリケートなタッチを要求される第3打。
柔らかく打ったのですが、惜しくもグリーンに届かずラフへ。
そこから、ヘッドが抜けず出ただけ。5オン1パットのボギーで惜しくも脱落・・・

オラサバルとタイガーはパーで分け、
勝負はマスターズチャンプ同士の決戦になりました。

▼そして、優勝の栄冠は?

プレーオフ2ホール目は、227Yの16番ショート(実測231Y)。
ロングアイアンの得意な二人の競演です。

まずは、オラサバルから。
バーディ圏内につけられれば、タイガーに大きなプレッシャーをかけられます。

果敢にピンを狙っていきましたが、惜しくも右サイドのガードバンカーへ。

陽が大きく傾き、赤い半袖シャツの上に黒のベストを身に付けたタイガー。
過去プレーオフ8勝1敗と圧倒的な強さを見せるタイガーが夕陽に染まります。
注目の3Iでのティショットは、、、

ピンの左手前に乗りました。
そして、楽に寄せてタップインパー。

オラサバル選手もバンカーから絶妙なショットを見せますが
パットをはずしてしまい、タイガーに優勝が転がり込みました。

ツアー通算47勝目。
今大会4勝目。
今大会連覇。
30歳初勝利。

30歳を迎え、圧倒的なパワーに加え円熟味も帯びてきたタイガー、、、
2006年これ以上ないスタートを切りました。

☆★☆ 本日のこの一打! ☆★☆

プレーオフ2ホール目のオラサバル選手のバンカーショットです!

ラフを越えたフリンジにキャリーさせ(ここしかないというポイントでした・・)、
ダウンヒルをゆっくり転がし、ピンの1.5m手前に止めました。

カメラは、超スローモーションでインパクトを撮っていましたが
オラサバル選手の右足は微動だにしていませんでした。

さすが、マスターズに2度勝っている
マスターのスパーショットでした!

★☆★ 本日の気づき!  ★☆★

タイガーのクラブセッティングです。

2005年ツアー選手の中で、タイガーは平均飛距離316Yで第2位でした。
ツアーの中でも屈指のロングヒッター!

そんなタイガーが今季、5Wを使用します。
2番アイアンと5番ウッドをコースによって使い分けるとの事です。

ショートウッドといえば、われらが片山晋呉選手が
ロングアイアンに持ち替えツアーに持ち込み
その利点を如何なく発揮させていますが、、、

30歳を迎えたタイガーがクラブセッティングの選択肢に
5Wを入れ、さらにゴルフの幅を広げようとしています。

ロングアイアンに憧れた時代が過去のものになりつつあります・・・

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