2006ダイキンオーキッドレディス 3.3〜3.5
■第1日
宮里藍選手不在となるの2006女子ツアー。
初日首位に立ったのは、23歳の古閑美保選手です。
2003年にランキング3位になるものの、宮里藍選手、横峯さくら選手の
台頭とともに順位を落としていきます、、
復活を期して今オフ、師匠清元プロ指導のもとでお正月返上で
連日9時間に渡る猛特訓を重ねてきて臨んだ開幕戦。
「すごくいい状態で試合に入れた。練習ラウンドもよかったし、
いいイメージのままできて良かった」と67のラウンドで好感触の美保選手。
そして、ぴったり1打差で単独2位につけたのは女王不動裕理選手でした。
スロースターターの裕理選手、
「めずらしく初日が良かったですね」とさすがに頬が緩みます。
■第2日
TV中継が始まりました。
古閑選手と不動選手が全く画面に出てきません・・・
せっかく楽しみにしていたのに〜
2人共この日スコアを落としていました。。
結局、古閑選手は-2で8位タイ、不動選手は-1で12位タイに後退しました。
この日浮上してきたのがさくら選手でした!
18番491Yのロングホールで昨年痛い目に遭った教訓を糧に、
5番ウッドで楽々2オン可能なところ、敢えてユーティリティを選択し
ピンまで25ヤードのポジションへレイアップ。
アプローチをややオーバーしピンの上につけるものの
下りのフックラインをきっちり沈めてバーディフィニッシュ!
通算4アンダーで4位と絶好の位置につけました。
そして、この日伸ばしてきたのが昨年のランキング3位、
不動選手の7年連続賞金女王を阻む最右翼の大山志保選手でした。
オフに筋トレをやり昨年より更なるパワーアップを図り、
スケール感溢れる歯切れの良いプレーは大きな可能性を感じます。
2日間69で回り、台湾の呂選手と共に通算6アンダーで首位に立ちました。
さらに1打差の3位には西塚選手がつけました。
■最終日
▼さくら選手のファイナルラウンド
今年の彼女はかなり高いモチベーションでゴルフをしている印象です。
最終日、優勝争いに絡んできました。
14番。短いパーパットをはずします・・
結果的にこの1ストロークが響いてくるのです・・・
15番から17番までパーをセーブし6アンダーで迎えた18番のロングホール。
ティショットをフェアウェイに運び、セカンドショット。
首位とのストローク差を考慮し、もちろん2オンのイーグル狙いです。
低く強い弾道はグリーンを転がり奥のバンカーへ入りました・・
ところが、さくら選手ここから見事なプレーを魅せてくれます。
バンカーショットをピンそばに寄せて、
最終日もバーディーで7アンダーフィニッシュ!
結局1ストローク届きませんでしたが、
「今日は優勝を意識しないでプレーした。14番の3パットは凡ミスで痛かった。
納得いくプレーができた」と満足気なコメントを残しました。
▼最終組のファイナルラウンド
14番を終わって、最終組3人のスコアは、、、
西塚選手-8、大山選手-6、呂選手-6でした。
15番349Y。西塚選手と大山選手、セカンドショットをつけバーディを奪います。
16番180Y。大山選手のティショットはピンを大きくオーバー、
対して西塚選手は結果オーライでピンの手前にオン。
解説の岩田氏は「大山選手はロングパットを打ち過ぎてしまう傾向がある」と言っていましたが、、
実際その通りの結果となります・・
返しのパットが決まらずに、痛恨のボギーで後退します。
ところが、西塚選手もバーディーパットをオーバーし
これまた返しが決まらずにボギーを打ちます。
呂選手は虎視眈々とパーをセーブ。。
17番377Y。大山選手と呂選手はティショットをフェアウェイに運びますが、
西塚選手、打った後顔をしかめ明らかに右へ飛んでいるジェスチャーを見せると
カメラはボールが右のバンカーにつかまったのをとらえました。
注目の各選手のセカンドショットは、、、
大山選手、西塚選手はナイスオン、呂選手はグリーン手前に運びます。
さらに注目のパットは、、、
大山選手惜しくもバーディパット決まらず・・・西塚選手、呂選手もパーでした。
2打差で迎えた最終18番のロングは、3人ともナイスショットでフェアウェイを捉えました。
大山選手、呂選手は当然のイーグル狙い。
大山選手は奥のバンカーへ呂選手は手前のバンカーにつかまります。
対して2打リードしている西塚選手は冷静なジャッジでレイアップし、
3打目をセオリー通りピン手前にきっちりナイスオン。
大山選手、呂選手ともに素晴らしいバンカーショットを魅せ
見事バーディフィニッシュ!通算7アンダーで終わりました。
西塚選手はきっちり2パットでパー、
見事プロ入り初Vを飾りました!
☆★☆ 本日のこの一打! ☆★☆
さくら選手の2つのチップインショットです。
不動選手、藍選手に代表される強い選手はグリーン周りからの
チップインが圧倒的に多いですが、
さくら選手もその片鱗を見せてきました!
全盛期のジャンボも、ここぞという場面で何度となくチップインを決めていました。
今年のさくら選手はかなりやってくれそうな予感がしますね。。。
★☆★ 本日の気づき! ★☆★
最終18番ホールで見せた西塚選手の冷静なる戦略です。
セカンドショットをアイアンでレイアップしてきました。
是が非でもパーを死守するという戦略です。
大山選手、呂選手とは2ストローク差。イーグル、パーでプレーオフという状況下、
相手にイーグルを取られたら仕方ないという考え方ですね。
初Vを狙う選手とは思えない冷静さでした。
やはり【笑顔が奇跡を起こす】が効いたのでしょうか。。

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