富士通レディス2006、藍VSジョンVS大山! 10.13〜10.15
千葉県千葉市緑区に位置する東急セブンハンドレッドクラブ(6583Y、Par72)
を舞台に行われた「富士通レディス2006」。
ファイナルラウンドは冷たい秋の風がコースを駆け抜け、
寒さが大の苦手、南国育ちの藍ちゃんはセーターを着込んでのラウンド。
対して大山選手は気合いの半袖ウェアで勝負です!
ぶっちぎりランキング1位の大山志保選手、
今季2勝ランキング2位のジョン・ミジョン選手、
帰国後3戦2勝の宮里藍選手
見応えたっぷりのV争い、それではどうぞ。
■フロント9、バック9出だし2ホールの明暗
▼1番、2番
藍選手、出だしの2ホール。
3メートル前後のバーディパットを立て続けに決めて、
一気に5アンダーとして首位に並びかけます!
これで、なんと2ndラウンドのバック9からの
11ホールで8バーディだって!!
凄すぎます。。。
流れは完全に藍ちゃんのゲーム。
▼10番、11番
ジョン選手、バックナインに入り
連続ボギーで4アンダーに後退、ここまでパーセーブを続けていた藍選手
ついに単独首位に立ちます。
ラウンドレポートを発信していた村口プロは、
「左サイドが止まっていてショットが左右にぶれ不安定です」と
今日のジョン選手のプレーをみていました。
やはり、流れは藍ちゃんのゲームです。。
■TV中継ホール
注目のリーダーズボードは、、、
宮里藍-5、大山志保-4、ジョン・ミジョン-4。
ここまで、藍選手は2バーディノーボギー
大山選手は3バーディノーボギー
ジョン選手は2バーディ3ボギーと出入りの激しいゴルフ。
果たしてVカップの行くへは。。
▼14番(381Y、Par4)
ジョン選手のセカンドショットは、ラフから残り155ヤード。
グリーン左サイドのラフへ打ち込みますが、
寄せてパーセーブ(-4)。
藍選手のセカンドはFWから残り133ヤード。
フォローの風を読み過ぎてショートします。
アプローチはしっかりと1メートルに寄せてパーセーブ(-5)。
▼15番(374Y、Par4)
藍選手のティショットはFW左サイドをキープ。
ジョン選手は右に大きくふかして「ファーッ!」。
ジョン選手のラフからのセカンドはグリーンを捉えられずグリーンサイド右のラフへ。
藍選手のセカンドは残り150ヤードを5Iで打ちピンハイにナイスオン!
ジョン選手のアプローチは左下がりのラフという厳しい状況から
柔らかいボールを放ち2メートルに寄せてきます。
藍選手のバーディパット。
スライスラインは思ったほど切れませんでした・・
このホールもパーで5アンダーキープ。
ジョン選手のパーパット。
外せないところでしたが、、きっちりこれをねじ込み4アンダーキープ。
■勝負の上がり3ホール!
大山選手は最終組の2組前でのプレーでしたが、
便宜上3人のプレーを同時進行でプレイバックします。
▼16番(515Y、Par5)
大山選手パーオンできず、4thアプローチショット。
2メートル強オーバーします。
ここでボギーはなんとしても打ちたくないところ・・
さすがは大山選手、ひるむことなく
フックラインをきっちり読んで強めに放ったパーパットが
カップに吸い込まれていきます!
勝負どころで決めたパット。
大きなガッツポーズで奮い立たせます!
「まだ行けるぞっ」と自ら鼓舞するが如く。。。
藍選手のティショットは、フィニッシュで珍しくバランスを崩し
左手を離します。(明らかにボールは左へ飛んでいるのでしょう・・)
ボールは左サイドの深いラフにすっぽり。
ジョン選手のティショットは反対に右のラフへ。
しかしながら、明らかに右のラフの方がベターです。
セカンドショットは藍選手から。
ユーティリティをバッグから抜き、FW脱出を目論みますが、、
傾斜を転がるもののFWまでボールが出てきません・・
ジョン選手は右のラフから、FWを捉えます。
3打目勝負。
またしても藍選手から。
ピンまで残り112ヤード、かなりのフォローです。。
ラフから放つもののグリーンには乗らず、
右サイドのラフへ打ち込みます。
ジョン選手の3打目は残り57ヤード。
ルックアップを早めないようにしっかりと頭を残して放ったアプローチショットは、、
ベタピンにつけてきました!
イージーバーディでついに藍選手を捉えます。
藍選手、グリーン右サイドラフからの4thアプローチはしっかり寄せてパーセーブ。
さあ勝負は残すところあと2ホール・・
▼17番(180Y、Par3)
大山選手は4Iを手にしっかり振りぬき、
グリーンの左サイドに乗るものの10メートルを超えるバーディパットが残ります。
ショートは絶対イヤ!といつも強気の大山選手のパッティング。
しっかりとしたストロークで打ち抜かれると、、、
「・・・」
ボールはカップのど真ん中から吸い込まれていきました!!
凄すぎ〜!
これで5アンダーとして、首位の藍選手に並びかけました。
〜15番プレーのジョン選手はこの時点ではまだ4アンダーでした〜
並々ならぬ大山選手の闘志を感じました・・
ジョン選手はFWを手にナイスショットで、ピン左の良いポジションにつけてきます。
藍選手はUTを手に得意のドローボールで攻めますが、
やはりピンハイ左のポジションにオン。
さあ、両者のパッティング勝負。
少し藍選手の方が遠く、まずは藍選手から。
しっかりと打ち出されたボールはカップを目がけて転がって行きますが、、
惜しくもショート・・
そして、ジョン選手。
グリーンサイドで観ていたパット巧者の村口プロ、
「宮里さんのパットを観ていたのでタッチが参考になりますね」とコメント。。
ジョン選手、いつものゆったりしたストロークで打ち出された
球足の良いボールはカップを目がけて一直線!
「これは・・・」
ジャストタッチでホールカップに吸い込まれていきました!!
ガッツポーズ&笑顔のジョン選手!
すぐカメラは藍選手の表情を抜きましたが、、、
なんとも微妙な表情の藍ちゃんがそこにいました。。
▼18番(374Y、Par4〜最難関ミドル〜)
大山選手、セカンドショットは残り147ヤードを7Iで打ちグリーンの右サイドにオン。
ファーストパットはさすがの大山選手も打ち切れずに2メートルショート・・
そして注目のパーセービングパットでしたが、、
これを左に外してしまいました。
痛恨のボギーフィニッシュ・・(痛すぎっ
4アンダーフィニッシュで一歩後退。
そして最終組。
ジョン選手、藍選手に対し1ストロークリードで迎えた最終18番。
ジョン選手のティショット、しっかり体がターンしてFW右サイドを捉えてきます。
対して藍選手のティショットは、やや右にふかしラフに入れてしまいます。
藍選手、残りラフから156ヤードをピンハイにナイスオン!
まだチャンスあり。
ジョン選手、FWから残り149ヤードから藍選手より近いポジションにナイスオン!
藍選手沈めなければいけないパットでしたが、、惜しくもショート。
両者パーで勝敗は決しました。
結果、見事にジョン選手が上がり3ホールで2バーディを奪い、
最後に藍選手を逆転して優勝カップを手にしました!
☆★☆ 本日のこの一打! ☆★☆
終盤の16番ホール、ロングの3rdショット
残り57ヤードから放ったジョン選手のアプローチショットです。
いつもよりきつめに顔を残したショットでした。
藍ちゃんがピンチを迎えていたので、
なんとしてもここで寄せて4を取りたい!というメンタルが滲んでいました。
スピンの効いたボールはピン手前にキャリーしピタリと止まりました。
今季ここまで2勝、ランキングも2位につけているジョン選手
勝負どころをしっかりと心得ていましたね。。。お見事!!
★☆★ 本日の気づき! ★☆★
気分転換に髪にウェーブをかけた藍ちゃん、
キャップの後ろからカールした黒髪がキュートに垂れていますが、、
そんなキュートなファッションとは裏腹、
強い負けん気が随所に垣間見て取れました。
17番ショートでジョン選手にバーディパットを決められたときに
見せた表情はなんともいえない微妙な表情・・
そして彼女は今回の敗因を、
「10番と16番のロングでバーディが取れなかったこと」と分析。。
これで帰国後4戦、藍ちゃんより上位でフィニッシュした選手は
今回のジョン・ミジョン選手、
そして女子オープンのチャン・チョン選手とシン・ヒョンジュ選手の3人。
全員、韓国勢です。。。

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