福嶋、さくらとのロングヒッター対決を制す! 10.27〜10.29
埼玉・武蔵丘GC(6561Y、Par72)を舞台に行われた「IDC大塚家具レディス2006」。
女子ツアーでは2番目の長さの距離を持つコースで、
やはりロングヒッターが有利な展開になりました。
宮里藍選手、ロングヒッターの福嶋晃子選手、横峯さくら選手に
どのように挑んで行ったか・・
最終組3人のV争い、それではどうぞ。
■TV中継開始
注目のリーダーズ・ボードは、、、
福嶋晃子選手-9、横峯さくら選手-7、宮里藍選手-6。
藍vsさくら!
直接対決の様相を呈し、
「私は付録だから」と笑っていた福嶋選手でしたが、、、
その間隙を縫って2人を抑えて堂々の単独首位に立っていました。。
中継ホールは16番から・・・って
「・・・」
1時間15分枠の番組でしたので、明らかにプレーオフ決着になるのは
容易に想像つきましたよねっ^^;
一体どんな結末が待っているのか。
■上がり3ホール
▼16番(560Y、Par4)
オナーはさくら選手から。
いつものタイミングで左サイドに振りぬくと、
スピンの効いたフェードボールがFWセンターを捉えます。
次は藍選手の番。
いつものスイングに見えましたが、、
(ラウンドレポーターから「下半身の粘りが無い」とのレポート)
FWを捉えてくるもののさくら選手の30Y手前でした・・
そしてしんがりは福嶋選手。
ロングはさすがに振ってきます!
さくら選手のボールをキャリーで越えて行きました。
セカンドオナーは、藍選手から。
3Wで打つものの、大きく右へふかします。
ギャラリー方向へボールは飛び「ファーッ!」と藍選手・・
(確かにらしくないショットでした)
さくら選手も3Wで打ち、グリーン手前にあるバンカーの手前まで運びます。
(ナイスショット!)
福嶋選手も3Wで打ちますが、右に大きくプッシュしてしまいました。。
各選手の3打目。
藍選手は右のラフからグリーンサイドのエプロンへ。
福嶋選手はFWの50ヤード地点へレイアップ。
さくら選手はピン左2メートルにナイスオン!
福嶋選手の4打目は、残り48ヤードからピンの右3メートルにつけ、
しっかりパーセービングパットを沈めてきます。-9キープ。
そして、エプロンから藍選手のバーディパットでしたが、、
やはりらしくないパッティングでショート。-6のまま。
さあ、さくら選手の注目のバーディトライです。。。
下りのスライスラインをよく読んで見事に沈めてきます!!
8アンダーとして福嶋選手に1ストローク差に肉薄!
なんとなく展開が読めてきました^^
▼17番(403Y、Par4)
バーディ奪取のさくら選手から。
3Wを手に池の手前のFWにレイアップ。
藍選手は1Wを手に、さくら選手のボールをランで越えて行きます。
福嶋選手はUTで打ちましたが、、、
力が入ったのかやや左へ引っぱってしまい、あわや池ポチャ・・
池の手前ギリギリのラフに引っかかって止まりました。。
さくら選手のセカンドは残り177ヤード。
ここから右にふかしてしまいます。グリーン右サイドのラフへ・・
藍選手のセカンドは残り170ヤード。
UTを手にグリーンを狙うものの、さくら選手同様やはり右にふかしラフへ。
福嶋選手は、グリーン方向へは打てずに
素早い判断でグリーン反対方向へレイアップしてきます。
そして、残り156ヤードから3打目。
素早い決断が迷いを断ったのでしょうか・・
ここでスーパーショットが炸裂します!
ピタリと決まったフィニッシュ越しに鋭い眼光でボールの行くヘ追う福嶋選手、、
ボールはピン下30センチに!!
ナイスパーセーブで-9キープ。
さくら選手の3打目のアプローチも1.5メートルに寄せてきます。
そこから、しっかりパーをセーブし-8キープ。
藍選手のアプローチは落としどころが厳しい状況でしたが、
ギリギリを狙ったもののやはりショートし、寄らず入らずのボギーで
-5と落とします。
〜どうやら今回は藍ちゃんのトーナメントではなかったようです・・〜
さあ、最終ホール、1打差で女子ツアー界屈指のロングヒッター対決です!
▼18番(485Y、Par5)
さくら選手のティショットはしっかりと持ち球のフェードでFWを捉えます。
福嶋選手は振ってきます。。
さくら選手のボールをキャリーでアウトドライブしランも出てビッグドライブ炸裂!
そして両者のセカンド。
まずは、さくら選手から。
残り251ヤード。通称「直ドラ」登場です^^
ダウンブロー気味に見事にヒットし、グリーン手前まで運びます。ナイスショット!
福嶋選手の残り距離はなんと215ヤード。。
そして持った番手は4アイアン!(オイオイ、コレって男子の番手でしょ。。)
しかし、やや力んだのか右へ大きくプッシュします・・
そして3打目のアプローチはかなりショートします。
さくら選手の3打目のアプローチは、ランニングで1ピンに寄せてきます。
福嶋選手、7メートル下りの難しいバーディパット。
さすがに狙うパットではなく、上手く寄せてパーとします。9アンダーフィニッシュ。
そして、さくら選手注目のバーディパット。
距離は2メートル強。
ラインは上りのフックライン。
しっかり打ち出されると、、、
コロリとカップに吸い込まれていきました!!
ナイスバーディで9アンダーフィニッシュ!
上がり3ホールのロングで2つ取り、福嶋選手に追いついたさくら選手
いやーあっぱれです!
■プレーオフ
かくして、予想通り^^;福嶋選手とさくら選手のプレーオフになりました。
プレーオフの戦績は、福嶋選手が1勝6敗、さくら選手は1勝0敗。。
オナーは福嶋選手から。
安定したスイングからFWセンターを捉えてきます。
さくら選手は気合一閃1Wを振り抜くと、
福嶋選手のボールをややアウトドライブしてきました!
セカンドショットは福嶋選手から。
残り222ヤード。
UTアイアンで振りぬくと、高弾道のドローはピンに向かってラインが出ていました。
ピンそばにキャリーし、見事2オン!!
さすがにこのショットを見ていたさくら選手、
どのようなメンタルになっていたのか。。。
3Wを手にし、2オンを狙いに行きますが右へプッシュしボールはギャラリー方向へ
さくら選手思わず右手を口に当てて「ファーッ」。
そして、さくら選手3打目のアプローチは芝足の長い逆目気味のラフから。
大きく振って行って、なんとか狙えるポジションへ乗せてきます。
ナイス・アプローチ!
福嶋選手のイーグルトライ、、、
上りのスライスラインをきっちり寄せて、タップインバーディ!
さくら選手3メートルのバーディパット決められるか!?
あわや、、、
と思わせましたが無情にもカップの左を通過し、
プレーオフ1ホール目で決着がつきました。
福嶋選手、9月の東海クラッシクに勝って以来、今季2勝目を飾りました。
33歳の福嶋晃子選手、円熟味を増して
ヤング層の台頭著しい女子ツアー界にズシリと存在感を示してきましたね〜!
☆★☆ 本日のこの一打! ☆★☆
プレーオフで福嶋選手が放ったUTアイアンでのセカンドショットです!
残り222ヤード。
前下がりのライから高弾道のドローボールを放ち、見事に2オンを果たしました。
さくら選手に対し1打差のリードで迎えた18番。
残り215ヤード、やはり前下がりのライから
4番アイアンで大きく右にふかしたショットの反省の体感を、
見事に修正してきました!
★☆★ 本日の気づき! ★☆★
今日の福嶋選手は見事なまでにセルフ・コントロールしていました。
21歳の藍選手、20歳のさくら選手の溌剌とした
無垢なオーラに触発されたのか
非常に謙虚なプレーぶりが目を引きました。
彼女はミスショット時に、
表情やプレー態度に出やすいタイプですが、
今回は見事なまでに抑えこんでいました。
それが、「本日のこの一打!」につながったのでしょうね・・
アマチュア界の至宝、中部銀次郎氏が言っています。
「淡々とした心でラウンドすることの
難しさと楽しさを味わったとき、結果としてよいスコアが
あなたにプレゼントされているかも知れません」

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