石川遼のゴルフスイング VOL.0014
■全体の印象
・タイガーを彷彿とさせる圧倒的なスピード感に溢れるゴルフスイングです!
・2008国内ツアーのオープニングゲームでは、悪天候の中粘りの二枚腰を見せ
堂々たる優勝争いを演じた原動力ともいえる、ジャンボ直伝のショートゲームの
秀逸さも見逃すことは出来ませんね。
・国内男子のゴルフシーンでは、ジャンボ尾崎以来のスーパースターになるべく
ずば抜けたポテンシャルを秘めているといって過言でないでしょう。
・ゴルフというスポーツの1ジャンルを超えた国民的スーパーアイドル石川遼選手の
ゴルフスイングを各パーツ毎にみていきたいと思います。
■アドレス
・かなりワイドなスタンスを取っています。上体の高速スピンを支え、
バランス良く振り切るにはこの位のスタンス幅が必要なのでしょう。
・グリップポジションは左内側の太ももの位置でオーソドックスなポジションです。
・グリップはスクエア感の強いグリップです。特に左手甲はクラブフェース面と一体化して、
きれいにターゲットラインを指しています。
・左肩から伸びる左腕〜グリップ〜クラブシャフト〜クラブヘッドまで
きれいに一直線になっています。
・ウェイト配分は右サイドに6.5、左サイドに3.5と右ウェイトで構えていて、
アドレス時でインパクトを再現しているが如く、
ステイ・ビハインド・ザ・ボールの形が出来ています。
■テークバック
・ハーフウェイバックまでノーコックで両腕を伸ばし切り、
クラブヘッドを遠くに放り投げるイメージで最大限の
スイングアークを得ています。
・グリップがハーフウェイバックを過ぎる頃から徐々にコックが入り、
右耳を通過する辺りで80%完成し、トップオブスイングへと向かっていきます。
・股関節の柔軟性も高く、右股関節の上で上体の捻転が受け止められています。
■トップオブスイング
・左ひざも上体の捻転に引っ張られてはいるものの
アドレス時のポジションをキープしていて
腰の回転30度、肩の回転100度、見事なバランスの捻転体が完成されています。
〜この捻転差はタイガーしかり、ロレーナしかりスラッガー特有の強烈無比な捻れです〜
・ウェイトは左右50/50とバランスを保持し、
一瞬のキレで切り返し動作を迎えます。
■切り返し
・石川遼選手の人並みはずれたスイングスピードを生んでいるのが
キレの鋭い切り返しです。キレって鍛える事が出きるのかな〜・・・
多分に持って生まれた運動神経によるところが多い気がしますが。
・一瞬のキレで下半身がアドレスの形に戻されます。
しかし上体は捻られたままで、背中はターゲットを胸は右を向いています。
クラブヘッドの動きもほんのわずかです。
・切り返し直後は、まさしく第2のアドレスといっていい位
どこまでもナチュラルで静かです。インパクトからフォローに向かって
暴力的なエネルギーをリリースする直前の、まるで台風の目の中にいるような
静けさと爽快感が漂っています。
思わずうっとりしてしまう程、ビューティフルな遼君の切り返しです。。
■ダウンスイング
・8コマの分解写真なのですが、切り返した瞬間に猛烈なスピードで
フィニッシュまで振り切っているのでダウンスイングの絵がありません・・・
■インパクトエリア
・強烈なウエイトシフトでスイングスピードを上げているのですが、
上体が突っ込むことなく柔軟な左股関節の上でウエイトを受け止めています。
・エネルギーの原動力は脚のパワーです。素早い右足の蹴りの動作が入っています。
・御大のジャンボ曰く、「ミート率の高さはツアーでも五指に入る」との事です。
■フォロー
・両腕を伸ばしきってフォローでも最大限のスイングアークで
スイングプレーン上を一気にトレースしていきます。
・腕とカラダのシンクロ感が見事ですね!
■フィニッシュ
・全体重が左股関節に乗り切り、右の爪先立ちになっています。
・あれだけ振ってもボディバランスが全く崩れず
素晴らしいボディバランスのフィニッシュです。
脚でゴルフスイングを行なっている何よりの証明でしょう。
☆☆☆ 見習うべきポイント ☆☆☆
石川遼選手のゴルフスイングのどこを見習うべきか。。
注目すべきはワイドスタンスですが、
カラダが柔軟な方は真似ても良いかもしれませんね。
思い切り振っても踏ん張れるますので、
下半身が崩れずにバランスを保てます。
ただ、カラダの硬い方はケガの元にも
なりかねませんので止めておいた方が無難です。

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